部分矯正実症例をお見せします・叢生(そうせい)10代女性
今回は部分矯正の実症例のビフォーアフターをお見せします。
症例ケース(叢生)
- 年齢:18歳
- 性別:女性
- 主訴:上の真ん中の歯2本がねじれているのがきになる
- 診断:前歯の叢生および捻転
- 治療方法:ブラケット矯正(上顎のみ)
- 治療期間:9か月(通院12回)
- 治療料金:413000円(毎月調整費+リテーナー費)税込
- リスク・副作用:歯を動かす際に違和感や多少の痛みを伴うことがある。矯正装置を装着するため、虫歯や歯肉炎になるリスクが少々高まる
部分矯正は、全ての歯を動かすのではなく、歯を部分的に動かす矯正治療です。
このような方におすすめです
✓矯正治療後の軽い後戻りが気になる
✓前歯のちょっとした段差を治したい
✓すきっ歯…等
歯並びにより、咬み合わせに大きな問題がある場合には、部分矯正ではなく通常の全顎矯正をご提案する場合がございます。また、部分矯正は、ワイヤー、もしくはマウスピースで行いますが、状態によってはご希望の器具での矯正が難しいケースもございますので、詳しくはドクターまでご相談ください。
初診時の口腔内写真
上の前歯が両方とも真ん中にねじれている。その隣の2番目の歯も少し内側に入っていて、軽度のねじれがあります。
奥歯に関しても歯の並びが狭くなっています。
横の写真をみると、糸切り歯から奥歯にかけての歯がみんな前へ傾斜しているのがわかります。
前歯が前に突出したり、押し出されたりする原因の多くは奥歯が前に倒れて前歯を前に押してしまうことです。
前に傾いた奥歯を奥にまっすくにすることで前歯に余裕が生まれ、まっすぐに並べることができます。
下の歯にも軽度のガタガタがありましたが、上下のかみ合わせは問題なかったため
患者様の希望通りに上のみの部分矯正を開始することとなりました。
9か月後矯正終了後の写真
上の2番から2番までの4本の歯がまっすぐに綺麗に並んでいるのがわかります。
全体の歯並びを少し広げて丸くしたことで、奥歯がまっすぐになり、前歯に余裕が生まれてまっすぐに並べることができました。
抜歯の必要もなく、歯を削る必要もなく、矯正をすることができました。
まとめ
歯科矯正=抜歯を必ずすると思っている患者様が多いのですが、実際に矯正相談にきて
口腔内写真を撮影して一緒にみてもらい説明することで、抜歯の必要性が無かったり
矯正をあきらめていたケースも対応することができます。
ぜひ当院に相談にいらしてください。
桜新町グリーン歯科・矯正歯科院長 岡本