心配になる歯並び3選
こんにちは、院長の岡本です。
子どもの歯並びって心配ですよね。よくお母さまが心配になってしまって、
病院にきてみたら実は大丈夫だったことを3つ紹介したいと思います。
①歯と歯の間がスカスカ

乳歯が全部生え揃うのが2歳半から3歳になります。歯が全部生えてきたのに、歯と歯の間に隙間がたくさんあって、すきっ歯になっている!
と心配になることがあります。
実はこの隙間のことを発育空隙と言います。
永久歯は乳歯より大きいため、この発育空隙が無いと永久歯が生えてきたときにスペースが足りず、ガタガタになってしまいます。
なので、乳歯の時の隙間は特に問題ありません。
②下の前歯が乳歯の裏側から生えてきた

下の前歯の乳歯が抜ける前に、永久歯が後ろ側から頭を出してきます。
多くの方がもしかして永久歯が歪んで生えてきたのでは?と心配になってしまいます。
実は下の前歯は骨が薄いため、内側からエスカレーター式に生えてきます。そうすると乳歯が抜ける前に裏側から頭を出してきます。
徐々に生えてくると、前に出てきますので、これも特に心配はないと思います。
しかし、たまに歯がねじれているときがあるので、その場合は歯医者に診てもらいましょう。
③上の前歯が生えてきたけど真ん中に隙間が空いている。

上の前歯が生えてきたときは隙間があります。このまま大人になってもずっと隙間あるのか?と心配になりますよね。
実はこれも問題ありません。生えてきたときはみんな隙間があります、そのあとに隣の2番目の歯が生えてくると横から押すので、
そうすると真ん中の隙間が自然と閉じます。ですので大きな心配はありません。
ただ、2番目の前歯が内側に生えてきたり、ねじれて生えてくると押す力が上手く働かなくて、隙間が残る場合もあります。
そのときは受診することをお薦めします。
いかがでしたか、歯並びは早期発見早期治療が良いので、ぜひ来院お待ちしております。