GEAW Systemを用いた矯正治療 ゴムメタルによる不正咬合治療

現代の歯科矯正のベースになるエッジワイズ法の歴史が100年を迎えようとしていますが、不正咬合の治療は多くが原因療法ではなく対症療法で行われているのが現状です。
対症療法での矯正治療は抜歯を選択せざる負えない場合もありますが、原因療法を根本とした矯正治療の場合、非抜歯で治療を進め口腔環境の長期安定を図ることが出来ます。
歯並びが悪くなる原因
上顎前突(出っ歯)や反対咬合(しゃくれ)となる原因は、生体における適応と代償にあります。
適応とは、環境の変化に機能的に対応して生命維持を可能にする生体の反応。生きることそのものを意味する。
代償とは、生体局所の構造欠陥に対して最大の機能を可能にする生体の反応 を指します。
ヒトは、誰しも上顎に対して下顎が後ろに後退しているⅡ級状態で生まれます
適応がスムーズに行われた場合、咬合高径がの増加に伴う下顎の前方回転が起こりⅠ級の咬合を獲得します。(45%)
Ⅱ級からⅠ級を目指す過程で大臼歯の萌出が不足し咬合高径が不足し下顎の前方回転が起こらなかった場合、下顎は後退したままとなりⅡ級の状態に至ります(45%)
Ⅰ級を獲得した人はそこでとどまらず、大臼歯の過剰な挺出により咬合高径が増加し、下顎は前方回転によって適応した場合Ⅲ級を獲得します(10%)
まとめると、大臼歯の咬合高径の増加と下顎の適応反応が異なる骨格パターンを生み出すことが不正咬合発現の基本ということです。
不正咬合の原因をどのように取り除くか
不正咬合の原因は上記に挙げた通り「咬合高径」と「下顎の適応」にあります。
よってこの2つを改善することでⅠ級を獲得できるのです。咬合高径の改善とは上顎前突の場合上下第一小臼歯から第一大臼歯までの近心傾斜をアップライトしながら挺出させ、低い咬合高径を改善させます。
歯の挺出に伴い自然と下顎が前方回転を行うため、下顎の適応の改善も同時に改善されていきます。
反対咬合の場合、大臼歯の挺出が過剰すぎたことが原因にあるため、大臼歯の圧下を行い、第1、2小臼歯を挺出させて回転中心をつくり下顎の後方回転を促す方法でⅠ級を獲得します。
よってこの2つを改善することでⅠ級を獲得できるのです。咬合高径の改善とは上顎前突の場合上下第一小臼歯から第一大臼歯までの近心傾斜をアップライトしながら挺出させ、低い咬合高径を改善させます。
歯の挺出に伴い自然と下顎が前方回転を行うため、下顎の適応の改善も同時に改善されていきます。
反対咬合の場合、大臼歯の挺出が過剰すぎたことが原因にあるため、大臼歯の圧下を行い、第1、2小臼歯を挺出させて回転中心をつくり下顎の後方回転を促す方法でⅠ級を獲得します。
今回のセミナーに参加し、不正咬合の原因に着目し治療計画を立てるための道筋がクリアになったように思います。
今後も積極的にセミナーに参加していきたいと感じました。
今後も積極的にセミナーに参加していきたいと感じました。
歯科医師 木村 采香







