オーラルフレイル(お口の機能低下)をご存知ですか?
オーラルフレイルをご存知ですか?
オーラル=口腔の
フレイル=虚弱
という言葉の通り、お口の機能低下を意味します。
お口の機能は食事・会話・呼吸など生活と直接関係します。年齢を重ねたら歯の健康に加え、お口の機能自体が弱っていないかも注意していくことが大切です。

フレイル(虚弱)
フレイル(虚弱)について詳しくみていくと、「年を取ると共に、段々と体の力が弱くなり、外に出る機会が減り、病気にならないまでも手助けや介護が必要となってきます。
このように心と体の働きが弱くなってきた状態をフレイル(虚弱)と呼びます。」と表現されています。
オーラルフレイルはフレイルの外に出るのがおっくうになるなど社会との繋がりが薄くなる心身的な問題とも関係しています。
活動量が減り、意欲が低下すると食欲も落ちます。
それがさらなるお口の機能低下につながり、要介護状態へ足を踏み入れる一歩となってしまうのです。
オーラルフレイルの前段階の状態
しかし、オーラルフレイルの前段階の状態は認知しずらい曖昧な状態でもあります。
オーラルフレイルのチェックテストをしてみましょう。
①電車やバスに乗ることが減り、行動範囲に広がりがなくなった
②知人や友人とおしゃべりする時間が減った
③飲み物ややわらかい食べ物を食べこぼしたり、むせたりする
④滑舌が悪くなったと感じる
⑤歯磨きなどがおっくうに感じる
⑥少し体重が減った
⑦お口の感想が気になる
⑦歩く時間が少なかったり、転倒の不安がある
⑧何かを覚えようとする気力がない
⑨半年から一年前と比べて硬いものが噛めなくなった気がする
この①から⑨までの項目で、当てはまるものが多いわ、と思われた方はオーラルフレイルにならないように、アプローチをしていくことが大切です。
オーラルフレイルの予防
オーラルフレイルの予防のためには、
①舌の運動
②頬膨らませトレーニング
③舌骨上筋群のトレーニング(シャキア訓練)
④パタカトレーニング
⑤「イー」「ウー」トレーニング
⑥ブローイング訓練
などがあります。
この中でも、まず負担が少なく気楽に行える②頬ふくらませトレーニングをお伝えします。

◾️まず、右の頬に空気をためます(右頬をぷくっと膨らませるイメージ)
↓
◾️次に、右の頬の空気を左に動かして、左の頬を膨らませる
(左の頬をぷくっと膨らませる)
↓
◾️両頬に空気をためる(両側の頬をぷくっと膨らませる)
↓
◾️右の頬に空気をためる
↓
◾️左の頬に空気をためる
↓
◾️両頬に空気をためる
を数回繰り返します。
これを無理のない範囲で、続けていくことが大切です。
また、次回以降に取り上げますが、①舌の運動など唾液の量の改善にも合わせて役立つ運動もありますので、気負わずチャレンジしてみてください
歯科医師 川端
オーラルフレイル・デンタルエステ歯科衛生士原田のコラムページ







