40代以降の矯正症例お見せします。

こんにちは、院長の岡本です。2月はあっという間に過ぎまして3月となりました。
気温も暖かくなり、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
3月13日から自己判断でマスクをしなくても良いというニュースはみなさんご存じだと思います。
以前テレビの取材番組で「マスクを外すと気になることは?」の街頭インタビューで、「口元、歯並びが気になる」「笑顔に自信がない」と答えているのを観ました。
マスク期間中に歯科矯正をやる方がかなり増えましたが、
実はマスク解禁になってから口元が隠せなくなった!と歯科矯正を決心してやる患者様も増加しております。

また、矯正=若者が行う治療に思いがちですが今は40代、50代、60代の方も受ける治療になってきております。

まずよくある質問に

「矯正に年齢は関係ありますか?」

答えは年齢によって歯の動きやすさは異なりますが、年齢制限はありません。
歯の健康状態が良好で、支えている顎の骨がしっかりしている状況にあれば、基本的に年齢制限はなく受けていただくことができます。
しかしできるといっても、あくまでも歯の健康状態が良好であり、支える顎の骨がしっかりしていること。
といった口腔内環境が整っていることが条件だからです。

成人矯正のQ&A

また、矯正期間中は通常とは違う歯磨き法や歯ブラシを使ったり、
虫歯や歯周病にならないようにケアをしたりと矯正前よりも念入りにおこなわなければならないことや、月に1回のペースでの調整や定期検診なども必要となります。
長い期間の治療と通院を伴うため、生活環境や体力的な問題をクリアできるかどうかも関係するのです。
健康面、生活環境など問題なければ、年配の方であっても問題なく矯正治療を受けていただけます。

矯正治療は単に歯並びを整えるだけではありません。いくつかメリットがあります。

見た目の悩みを解消できる

年齢を重ねると、口元の締まりが緩くなったり歯茎が下がったりすることで歯が見えやすくなります。
以前は気にならなかった重なり部分や歯のすき間などが目立ちやすくなることもあり、老けた口元の印象を際立たせてしまうこともあるのです。
矯正治療で歯並びが整うとこのような悩みが解消され、口元が今よりも若々しくなります。

顔貌が若返る

歯列矯正で噛み合わせが整うとお口の機能が効率的に働きます。
左右の筋肉のバランスも良くなるため動かしやすくなりほうれい線やたるみの解消につながるため、今よりも口元が若返るという効果を感じる方もいらっしゃいます。
また、顔の歪みが整い、左右対称のバランスのよい顔立ちになります。

滑舌がよくなる

不正咬合があると息が漏れたり舌が動かしにくくなったり、サ行やラ行が出しにくいといった活舌の悪さを感じる方もいます。
特に年齢を重ねると舌の動きが悪くなり喉の方へ沈下する傾向にあるため、余計に活舌が悪くなりがちです。
矯正治療でこれらの原因が解消されれば、現状よりも活舌が良くなることが予測されます。
会話の楽しみも増え、お友達とのおでかけや交流が楽しくなったという方も多くいらっしゃいます。

消化が良くなる

歯並びが悪いと噛み合わせのズレがあることが多く、十分に噛み砕いて飲み込むことができません。
さらに年齢を重ねると唾液の分泌が減少し舌の動きも鈍くなることから、余計に飲み込めない方も増えてしまいます。
矯正治療でしっかり噛むことができるようになると、現状よりも十分な咀嚼につながります。
食事が美味しく感じるようになったり、胃腸への負担を軽減したりすることにもつながるので、健康維持にも良い効果が期待できます。

身体の不調が緩和されることもある

先ほどもご紹介したように、不正歯列はお口周辺の筋肉をバランス良く使うことができません。
そこで筋肉の左右差が生じ、一部の筋肉や顎の骨などに過度の負担がかかってしまうことがあります。
それらが影響して頭痛や肩こり、自律神経に悪影響を及ぼす要因になるとも考えられているのです。
そこで矯正治療で噛み合わせのバランスが整うと、身体の不調症状が改善されたという例もあります。

歯の寿命が長くなる

高齢になると歯を失う原因として「歯周病の悪化」が原因という割合が高くなります。
さらに歯並びが悪いという環境が加わると、歯周病リスク自体が歯並びの良い人に比べて高くなるため重症化して歯を失うリスクも高くなってしまいます。
歯並びが整えば歯磨きもしやすくなるため、不正歯列の時よりも歯周病のリスクを低くすることができます。
歯を失うリスクが下がれば、高齢になっても自分の歯で過ごすことができ、美味しく食事を摂ることができます。

歯がない部分があっても矯正治療は可能?

40代以降になると歯を喪失している場合があります。若者に比べれば条件が難しくなることは確かに考えられます。
そこでどのような治療方法が考えられるのかご紹介します。

一般歯科治療との併用治療

年配の方の場合、虫歯治療のための補綴物が多かったり、事前に歯周病ケアが必要なケースも多くあります。
現在入っている補綴物の調整や歯周病治療も併せて行えるよう、一般歯科の分野も取り扱っている歯科医院での矯正治療がおすすめです。

インプラント併用の矯正治療

歯を失っている部分がある場合には、インプラント治療をふまえた矯正治療が行える歯科医院がおすすめです。
抜けている部分によってはスペースを活用できる場合があったり、インプラントを支点とすることで効果的に他の歯を動かす方法もあったりします。
インプラントが持つメリットと融合することで効率的に歯並びを整えることができますので、歯がない部分があったとしても諦めず、まずは相談してみましょう!

インプラント治療のQ&A

40代、50代の実症例

①年齢:42歳
性別:女性
主訴:前歯が出ているのが気になる
診断:上顎前突+叢生
治療種類:上下ワイヤー矯正
治療期間:1年3ヶ月(通院17回)
総治療費:80万円税込
リスク・副作用:保定装置をしっかり使わないと後戻りのリスクがあります。
上顎前突 桜新町 歯医者

②年齢:47歳
性別:女性
主訴:ガタガタを治したい
診断:上下前歯部叢生
治療種類:上下ワイヤー矯正
治療期間:2年8か月(通院34回)
総治療費:83万円税込
リスク・副作用:保定装置をしっかり使わないと後戻りのリスクがあります。
叢生 歯医者 桜新町

③年齢:54歳
性別:女性
主訴:かみ合わせが気になる
診断:叢生+開咬
治療種類:上下ワイヤー矯正
治療期間:1年2か月(通院16回)
総治療費:80万円税込
リスク・副作用:保定装置をしっかり使わないと後戻りのリスクがあります。
叢生 開咬 桜新町歯医者

④年齢:45歳
性別:女性
主訴:前歯で噛めない、すき間を治したい
診断:開咬+上顎前突
治療種類:上下ワイヤー矯正
治療期間:11か月(通院13回)
総治療費:76万円税込
リスク・副作用:保定装置をしっかり使わないと後戻りのリスクがあります。
開咬 歯医者 桜新町

⑤年齢:54歳
性別:男性
主訴:歯並び気になる
診断:上顎前突+全顎叢生
治療種類:上下ワイヤー矯正
治療期間:2年6か月(通院32回)
総治療費:83万円税込
リスク・副作用:保定装置をしっかり使わないと後戻りのリスクがあります。
全顎叢生 桜新町 歯医者

⑥部分矯正
年齢:58歳
性別:男性
主訴:下の前歯が出てて唇噛む
診断:下顎前歯の叢生
治療種類:下顎の部分ワイヤー矯正
治療期間:6か月(通院8回)
総治療費:50万円税込
リスク・副作用:保定装置をしっかり使わないと後戻りのリスクがあります。
部分矯正 桜新町 歯医者

⑦年齢:59歳
性別:女性
主訴:重なっている前歯を治したい、下の歯が見えない
診断:叢生+過蓋咬合
治療種類:上下ワイヤー矯正
治療期間:1年6か月(通院20回)
総治療費:80万円税込
リスク・副作用:保定装置をしっかり使わないと後戻りのリスクがあります。
過蓋咬合 桜新町 歯医者

歯科矯正の各料金は以下のリンクからご覧いただけます。

https://www.greendental.tokyo/fee/

いかがでしょうか。
是非気になった方はご相談ください。

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