講習会 SDAのクリニカルコース

今回、SDAのクリニカルコースに参加し、GBTのプロトコールに沿ったクリーニング方法について実習を行いました。
特にプロービング、ピエゾンチップを使用したスケーリング、エアフローについてお話していきたいと思います。
1.プロービングについて
プロービングでは、ポケット底にしっかりと触れることが重要だと学びました。
ポケット底までプローブが到達していないと、炎症がある場所を正確に確認することができず、出血の有無についても確実に判断することができません。
ポケット底の確認
そのため、プローブをただ挿入するのではなく、ポケット底をしっかり確認することを意識したいと思いました。
また、ウォーキングプロービングについても実習を行いました。
ウォーキングプロービングとは
プローブを細かく動かしながらポケット内を確認することで、より正確に状態を把握できることを学びました。
今後は、メインテナンスのたびに必ずプロービングを行い、その時の状態だけを見るのではなく、前回の状態と比較して評価することを意識したいです。
数値や出血の変化などを確認することで、患者さんの口腔内の変化にも早く気づけるようにしたいと思いました。
2.ピエゾンチップでのスケーリングについて
ピエゾンチップを使用したスケーリングでは、チップの当て方が特に重要だと学びました。
使用するのは、チップの側面の先端約2mmで、先端部分や背面は使用しません。
間違った部分を歯面に当ててしまうと、歯面を傷つける原因になるため注意が必要だと学びました。
また、歯面に対するチップの角度は0〜15°を意識することも教えていただきました。
マグネット式超音波スケーラー
今まではマグネット式の超音波スケーラーを使用していましたが、今後、職場でもピエゾ式のスケーラーが導入される予定なので、今回の実習で学んだチップの使い方や角度をしっかり意識し、安全に使用できるようにしたいと思いました。
今まで使用していたスケーラーと同じ感覚で扱うのではなく、ピエゾ式の特徴を理解して使用することが大切だと感じました。
3.エアフローについて
エアフローでは、染め出しで染まっていない部分も含めて、全歯面に当てることを学びました。
今までは、染め出しによってプラークが見えるため、染まっている部分を中心にエアフローを当てるという意識がありました。
染め出しと触診
しかし、今回の実習を通して、染め出しを過信しすぎてはいけないということを学びました。
エアフローで全歯面をきれいにした後も、プロービングを行い、歯面にぬめりやざらつきが残っていないかを必ず確認することが大切だと教えていただきました。
最終確認の大切さ
見た目ではきれいになっていても、実際に触ってみるとプラークが残っていることもあります。
目で見るだけではなく、触って確認することも意識していきたいです。
4.今後の臨床で活かしたいこと
今回の実習で、普段当たり前に行っている処置でも、器具の使い方や確認の仕方を少し変えるだけで、より丁寧なメインテナンスにつながることを学びました。
技術向上を目指して
今回教えていただいたことを日々の診療で実践し、さらに自分の技術も少しずつ向上させていきたいです。
歯科衛生士 田畑







