43歳男性 永久⻭欠損のインプラントと大人の矯正症例 治療期間5ヵ月
永久⻭欠損とは?
永久⻭が生えなく、乳⻭がそのまま残っているいる状態です。乳⻭は永久⻭よりも根が短く⻭質が弱いので虫⻭になりやすいのです。
永久⻭欠損の治療方法
- 左の3番目の乳⻭は根が⻑いのでレジン充填で⻭の大きさを大きくしました。
- 右の3番目の乳⻭は抜⻭してインプラントを埋入しました。
- インプラント体が入るスペースを作るために 前⻭の部分矯正をしました。
CASE:43歳男性/症例で見る永久⻭欠損のインプラントと矯正
主訴 | 上の左右の3番目の乳⻭の相談がしたい |
---|---|
治療方法 | ブラケットによる部分矯正とインプラントで治療しました。 |
治療期間 | 5ヶ月(通院12回) |
左右上の⻭の3番目に乳⻭があります。正面から見て左側の乳⻭の根っこの長さが短かったので抜⻭をしてインプラントを埋入し、正面から見て右側の乳⻭はレジン充填(保険治療)で大きさを整えました。
初診時と治療中のパノラマ写真です。上の前⻭にブラケットが付いているのがわかります。 右上の3番目にインプラントを埋入し、ジルコニアで作成した上部構造を被せています。
右側の⻭並びの写真です。周囲の⻭に比べると色の濃い小さな⻭が乳⻭です。抜⻭後、仮の⻭を左右の⻭に固定して、上の前⻭4から4までの部分矯正を行い、前⻭の隙間を無くしました。
左側の⻭並びです。色の濃い小さな乳⻭の周りの隙間を作るため永久⻭にブラケットをつけてスペースを広げてレジン充填で形と色を合わせました。
上の⻭の⻭並びの治療経過です。中央の画像でブラケット矯正による⻭並びが整ったので、⻭の裏にワイヤーをつけて固定しています。
向かって左側の乳⻭はレジン充填で色と形を整えており、向かって右側はインプラントとジルコニアの上部構造になります。
⻭の大きさのバランスが整いました。またジルコニアの被せ物を作成する前、左側の歯の保険治療前にホワイトニングを施術されて全体の歯の色味を白くさせています。
ホワイトニングをしてから被せ物の色味を合わせて作成しています。
リスク
- ⻭の移動による違和感や痛みがあります。ブラケット矯正のワイヤー調整後は噛みにくい症状が出ます。
- ⻭の移動後に痛みは軽減します。
- 矯正装置による口内炎ができる場合があります。痛み止めの処方やワックスをお渡しします。
- インプラントは外科処置になるので 1 週間前から口腔内を清潔に保つよう洗口材(うがいぐすり)をお渡しします。
- 日帰り手術となります。術後当日は安静にして、入浴はお風呂やサウナなどは避けてシャワー程度でお願いしています。
費用(税込)
- 上顎部分矯正 110,000円
- 矯正調整料 25,000円
- 前⻭インプラントオペ+上部構造(ジルコニアセラミック) 374,000 円
- ホワイトニング 29,000 円
合計 539,000円