16歳女性 八重歯(叢生)の矯正症例 治療期間1年8ヶ月
叢生とは?
叢生は、⻭が重なり合う状態で、⻭並びがデコボコとしています。
叢生は、見た目の問題だけではなく、⻭が重なり合うことで⻭磨きが難しくなり、虫⻭や⻭周病を引き起こすリスクにもなります。
叢生の原因
顎の大きさより⻭の大きさが大きい 永久⻭が生える際にスペースがないためずれて生えてしまった。
叢生の治療方法
- 斜めに傾いた⻭をまっすぐに起こすよう動かし、⻭が移動できるスペースを作ります。
- 同時に形状記憶ワイヤーで顎に合わせたアーチ状に⻭列を整えます。
CASE:16歳女性/症例で見る叢生の矯正症例
主訴 | ⻭並びをきれいにしたい。 |
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治療方法 | ⻭が斜めに倒れて重なっている⻭並び(叢生)をブラケット矯正で治療しました。 |
治療期間 | 1年8ヶ月(通院22回) |
画像の並び順は矯正相談時の画像→10ヶ月後→1年8ヶ月後の順になります。
左側の⻭並びです。上下の3番目の犬⻭(八重⻭)が外側へ飛び出してしまっています。5番目の⻭を抜⻭したスペースを使って奥に動かして2番目と3番目の⻭を並ぶように矯正治療しています。
右側の⻭並びの治療の様子です。左側と同様に矯正治療しています。小臼⻭部分で噛み合わせていた状態だったのが、全体的にしっかりと噛み合わせることができました。
全部の⻭で噛み合わせることができるので全身に力を入れることができて良い影響が出ます(運動のパフォーマンスや集中力が上がると言われています。)
⻭の寿命もバランス良く噛めることで⻑くなります。
上の⻭の⻭並びです。顎の大きさと⻭の大きさから左右の5番目の小臼⻭を抜⻭して矯正しています。2番目の⻭が内側に生えており着色と虫⻭のリスクが高い状況だったのが徐々にアーチ形に整う様子がわかります。
⻭の萌出スペース不足(ディスクレパンシーと言います)が大きいため八重⻭が外側に大きく出ていました。そのため左右5番目の⻭を抜⻭しましたが、今後8番目の親知らずが生えてくるので8番は抜⻭せずに保存して上下で噛めるようにして行きます。
下の⻭の⻭並びの治療の様子です。角ばった⻭並びが綺麗なアーチ状になりました。内側と前側に倒れている⻭が徐々に起こされてゆく様子がわかります。
前側の傾斜を一括で後方に動かしました。アップライトとも言います。
リスク
- ⻭の移動による違和感や痛みがあります。ブラケット矯正のワイヤー調整後は噛みにくい症状が出ます。
- ⻭の移動後に痛みは軽減します。
- 矯正装置による口内炎ができる場合があります。痛み止めの処方やワックスをお渡しします。
費用
- ブラケット矯正 約76万円:税込
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