虫歯治療と知覚過敏治療で使用する歯科材料

今回は桜新町グリーン歯科・矯正歯科で使われている主なう蝕処置(虫歯の治療)・知覚過敏処置時に使用する歯科材料について目的とその使い方についてご説明いたします。

CR充填(歯にプラスチックを詰める処置)に関する材料

CR充填に大きく分けて3ステップあります。

桜新町 虫歯 知覚過敏

エッチング

まず、弱い酸で歯面を洗い、エナメル質の表面に凸凹をつけて接着をよくするエッチングです。

ボンディング

次に、象牙質とレジンとの接着を助けるボンディングです。

レジン充填

レジン 知覚過敏 虫歯

最後にフィラーという硬い素材の混ざったレジン(プラスチック)を歯に詰めていくCR充填です。

当医院では以下の材料を使って処置を行ってます。

①エッチング材:CLEAR  FIL ETCHING AGENT(Kuraray)

【原理】40%リン酸濃度による脱灰・洗浄
【使用目的・効果】歯牙及び歯牙窩洞の清掃、微小凹凸面の形成
【使用方法】40秒の処理の後、水洗、乾燥

②ボンディング材:G-Premio BOND(GC)

【原理】G-プレミオボンドは歯質を脱灰すると同時にモノマー成分が浸透し、光重合することによってモノマー成分が重合し、歯質と接着する。
貴金属とは本材中のチオリン酸エステル系モノマーが貴金属表面と結合することによって接着する。
非貴金属、ジルコニア、アルミナ表面とは本材中のリン酸エステル系モノマーが結合することで、シランカップリング処理したポーセレン、二ケイ酸リチウムガラス(E-MAX の材料)、コンポジットレジン表面と接着する。
【使用目的】歯科用象牙質接着剤、知覚過敏抑制
【使用方法】乾燥→0~10秒放置→Air5秒→照射10秒

③充填材料:GRACEFIL  Zeroflo/Lowflo/Flo(GC)

照射時間5~10秒(光量の強さによる)

③充填材料:OMNICHROMA(TOKUYAMA)

 

照射時間10~20秒(光量の強さによる)

虫歯治療のページ

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